2022.09.01
「この頃、畳が傷んできた」とお感じではないでしょうか。
また、イグサの色もだいぶ色褪せてきていませんか。
もしかしたら、そろそろ畳の張り替えの時期かもしれません。
ここでは、張り替えについて、特に「表替え」という方法について解説いたします。
▼張り替えの種類
畳の張り替えには、「裏返し」「表替え」「新調」の3つがあります。
■裏返し
畳表を裏返すことによって裏の綺麗な面を表に出します。
表面を裏返すだけなので、弾力などは改善されません。
裏返しの目安は使用開始から3~5年です。
■表替え
中心部の芯はそのまま使い、表面の畳表だけ新しくする方法です。
芯がそのままなので、こちらも弾力などは改善されません。
表替えの目安は、使用開始から5~10年後、または裏返しから3~5年後です。
■新調
畳をそっくり新しいものに入れ替えます。
新しい畳を購入する代金と、古い畳を処分する代金がかかることがあります。
新調の目安は使用開始から10年後~です。
▼「表替え」のすすめ
■「表替え」をおすすめする理由
畳を取り替えたいと思ったとき、「新調」する前にぜひ「表替え」を検討してください。
「裏返し」は畳表をひっくり返すだけなので、新しいイグサは使用しません。
それに対して、新しいイグサで編んだ畳表に取り替える「表替え」がおすすめです。
「表替え」をすることで、新しい畳の香りと手触りを楽しむことができます。
こうした工夫で、定期的な張り替えをお考えいただきたいと思います。
▼まとめ
畳の張り替えには「新調」する前に「表替え」という方法があります。
張り替えは、お部屋の印象を明るくし、清々しい気分にしてくれます。
畳の色褪せや傷みが気になったら、ぜひ弊社にご相談ください。