防水工事とは、雨や雪などが建物の中に入ってこないようにするために行う工事です。
防水工事がきちんと行われていないと、雨漏りやカビが発生する原因にもなります。
この記事では、防水工事の手順についてご説明します。

▼防水工事の種類

■メンブレン防水
メンブレン防水とは、アスファルト防水工事・塗膜防水工事など一面の防水をすることができる工事です。

■シーリング防水
シーリング防水とは、水の侵入を防ぐために一部分の防水をすることができる工事です。

▼防水工事の手順
メンブレン防水工事とシーリング防水工事の手順をご説明します。

■メンブレン防水工事の手順
・アスファルトの場合
①高圧洗浄でキレイにした後、アスファルトの凸凹をを平らに整える
②ルーフィングシートに、熱したアスファルトを染み込ませる
③アスファルトを流しながらシートを敷く

・塗膜の場合
①高圧洗浄でキレイにした後、接着剤(プライマー)を塗る
②角を補強する
➂液状の防水剤を一面に塗る
④乾いたのを確認してからもう一度重ねて塗る

■シーリング防水工事の手順
①古いシーリング材が残っている場合は除去し、キレイにする
②バックアップ材やボンドブレーカーを取り付け補強する
➂接着剤(プライマー)を塗る
④シーリング材を流し、平らにする

▼まとめ
防水工事には、メンブレン防水とシーリング防水の2種類があります。
防水したい範囲や、場所によって防水工事のやり方が変わります。
また、建物の劣化を防ぐためにも定期的な防水工事が有効です。
雨漏りや、ひび割れに気づいたら早急に業者に相談しましょう。
株式会社山本工務店では防水工事を承っておりますので、是非お問い合わせ下さい。