2021.11.25
コーキングとは、建物の隙間をふさぐことで、気密性と防水性を高めるための工事です。
今回は、コーキングで使われるコーキング材の種類をご紹介します。
▼コーキング材の種類は2つ
コーキングで用いるコーキング材の種類は、大きく分けて2つです。
■シリコン系コーキング材
シリコン系コーキング材は、水回りでよく使われるコーキング材です。
トイレや台所、浴室といった場所には、さまざまな設備が設置されています。
トイレには便器、台所にはシステムキッチン、浴室には浴槽などですね。
こうした設備を設置する際には、床や壁にしっかりくっけるために、接着剤が使われています。
とはいうものの、水回りの接着剤は水を使っているうちにどうしても劣化してきますので、隙間が空いてきてしまうことが少なくありません。
そんな時は防水性に富み、耐久性やはっ水性にも優れている、シリコン系コーキング材で補強するのが適しています。
■変性シリコン系コーキング材
変形シリコン系コーキング材は、主に外壁に使われるコーキング材です。
さまざまな天候にも耐えられる対候性を備えており、外壁に用いるのに非常に適しています。
変形シリコン系コーキング材を、外壁に入ったヒビや穴などに詰めて乾かすと、コーキング材が固まって硬化します。
これによって、雨水が外壁から侵入してくるのを抑えることができる仕組みです。
▼まとめ
コーキング材の種類は、大きく分けて2種類あることがわかりました。
浴室と外壁では同じヒビの修復でも、用いるコーキング材が異なるのが重要な注意点ですね。
弊社は外壁から内装まで、家に関するさまざまな修繕を承ります。
リフォームなら、弊社にお気軽にご相談ください。