2021.11.28
建物に水が浸入するのを防ぐために行うコーキングの耐用年数は、どのくらいなのでしょうか。
今回は家の内と外にわけて、コーキングの耐用年数を見ていきましょう。
▼場所で異なるコーキングの耐用年数
コーキングの耐用年数は、家の内と外で異なります。
■家の内側のコーキング
家の内側に施されるコーキングは、主に水回りです。
トイレや浴室、キッチンに洗面所といった場所は常に水を使うため、コーキングが欠かせません。
近年はコーキング材も進化しており、耐久性に優れた物が多く登場してきました。
そのため、家の内側に施されるコーキングの耐用年数は、およそ20年と長めになっています。
水回りに使うコーキング材は、ゴムのように柔軟性を保って硬化するのが特徴です。
これが固くなってひび割れを起こしてきたら、耐用年数の限界にきたと見ていいでしょう。
■家の外側のコーキング
家の外側のコーキングは、主に外壁に行われます。
外壁のコーキングの耐用年数は家の内側に比べて短く、だいたい5年、長くても10年です。
日光や雨水にさらされ続けているため、家の内側よりも早く劣化してしまいます。
外壁用のコーキング材も柔らかく硬化しますが、だんだんと固くなってひび割れてきたら、耐用年数は限界です。
劣化したコーキングの部分から雨水が家の中に浸み込んできますので、早めの対処が求められます。
▼まとめ
家の内側と外側の両方で用いられるコーキングですが、その耐用年数には大きな開きがあることがわかりました。
いずれにしても、固くなってひび割れがしてきたら、早急な対応が必要ですね。
弊社は新築工事からリフォームまで、あらゆるご要望にお応えいたします。
コーキングにつきましても、お気軽にご相談ください。