2021.12.01
外壁から水の浸入を防止するために行われるコーキングは、だんだんと劣化していきます。
今回は、なぜコーキングが劣化するのか、その原因を探ってみました。
▼外壁のコーキングを劣化させる原因
外壁のコーキングが劣化するのには、さまざまな原因が考えられます。
■紫外線
外壁のコーキングが劣化する原因の1つが、紫外線です。
太陽の光にはさまざまな光線が含まれていますが、紫外線は物を劣化させる力を持っています。
外壁のコーキングは常に太陽の光にさらされているため、陽ざしが照り付ける場所のコーキングは、5年ほどで劣化することも珍しくありません。
■雨
雨には大気中の有害な物質が多く含まれていますので、コーキングに付着することで徐々に劣化が進んでいきます。
雨がコーキングを劣化させるのは、水分が乾いて蒸発しても、雨に含まれていた物質はそのまま残ってしまうからです。
排ガスにはガソリンの油分が含まれていますし、大気中には他にも化学物質が多くあります。
コーキングは樹脂のため、いったんくっつくとなかなか落ちないのも劣化が進む原因です。
■外壁の伸縮や振動
コーキングの劣化は、外壁の伸縮や振動によっても起こります。
外壁の伸縮は、気温が上がったり下がったりすることで、外壁そのものが膨らんだり縮んだりする現象です。
この動きによってコーキングが引っ張られ、劣化していきます。
振動の場合は、外壁とともに揺さぶられてダメージを受けることが、コーキングの劣化を早める原因です。
▼まとめ
外壁からの水の浸入を防止しているコーキングですが、さまざまなことが原因で劣化します。
劣化を防止するのは困難ですので、劣化してきたら早めの対応が重要ですね。
弊社は、コーキングの劣化の修繕を承っております。
外壁全体を含めて丁寧に調査いたしますので、お気軽にお問い合わせください。