2021.12.05
家の基礎部分にひび割れを見つけたら、コンクリート補修をすべきでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
▼ひび割れの原因とコンクリート補修の重要性
ここでは、建物の基礎部分に起こるひび割れの原因と、コンクリート補修の重要性をまとめました。
▼建物の基礎部分にひび割れが起こる原因
建物の基礎部分にひび割れが起こるのには、いくつかの原因があります。
・基礎部分のコンクリートから水分が蒸発した
・急激な気温の変化があった
・地面が傾いて家の重心がずれた
・地震が起こった
コンクリートは水分を含んでおり、この水分が蒸発し、収縮することでひび割れが起こります。
コンクリートの収縮は、急激な気温の変化にも当てはまります。
特に夜間の気温がマイナスにまで下がる地域では、昼間との気温の差によってコンクリートが伸びたり縮んだりしてしまい、ひび割れが起こることがしばしばです。
また、何らかの原因で水平だった地面がどちらか一方に傾くと、家も傾いてしまいます。
この場合は、コンクリートの基礎部分のどこかに負担がかかり過ぎることが、ひび割れの原因です。
地震が起こった際にも、同じ事が言えます。
■コンクリート補修の重要性
ひび割れが起こる原因を見ただけでも、基礎部分に生じたひび割れのコンクリート補修がいかに重要かがわかりますね。
コンクリート補修を行わないと、ひび割れの中に水分が入り込み、どんどん大きくなっていきます。
細かったひび割れが太くなると、建物はさらに劣化のスピードを早めてしまうので注意が必要です。
建物の構造にまで劣化がおよぶと、地震の揺れに耐えられずに倒壊するといった危険性が増します。
単なるひび割れと放置せず、早急にコンクリート補修を行いましょう。
▼まとめ
家の基礎部分にひび割れを見つけても、「コンクリートだから大丈夫」と放置してしまいがちですが、これは非常に危険です。
放置せず、早急に対策をとる必要がありますね。
弊社はお住まいに関するさまざまなお悩みを承っておりますので、お気軽にご相談ください。