2022.05.15
外壁塗装の時期は劣化の具合によって異なるので、正しく状態を判断することが大切です。
今回は外壁塗装のタイミングについてお伝えします。
▼外壁塗装の塗り替えの時期
外壁塗装の塗り替えは、一般的に10年ほどと言われています。
環境や塗料、壁材の種類によって、劣化の進行具合が変わってきます。
▼外壁塗装の塗り替えのサイン
外壁は劣化のサインを出しています。
■色あせ
紫外線や雨風の影響で、塗膜の色が薄くなっていきます。
外観的には古くなったように見えますが、内部まで影響はないので急いで塗り替えする必要はありません。
■苔
雨により、外壁に苔やカビが生えてきます。
苔には保水する力があるので、徐々に塗膜を剥がしてしまう可能性があります。
急いで塗り替えをする必要はありませんが、早めに苔を落としましょう。
■白い粉が出てくる(チョーキング)
壁を触ると白い粉が付くようになります。
紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、粉が浮き出るようになります。
そのままにしておくと、ひび割れやカビが生える原因になるので、早めに塗り替えましょう。
■塗膜が剥がれる
塗膜が劣化して、膨れたり剥がれたりします。
剥がれた部分から雨が入ると、外壁内部が腐ってしまう可能性があります。
早めに塗り替えましょう。
■壁にひびが入る(クラーク)
幅1ミリ以上のひび割れは早めの対処が必要です。
ひび割れから雨が進入し、構造が腐ってしまいます。
基礎自体の強度も弱くなる場合があり、危険です。
外壁自体を補修してから、塗装の塗り替えをする必要があります。
▼まとめ
このように外壁の状態に応じて、塗装するタイミングを見つけましょう。
外壁塗装は外観を綺麗にするだけでなく、家自体の構造を守ることにも繋がります。