2022.04.15
家の印象を左右するのが外壁です。
きちんとメンテナンスすることで、綺麗に保つことができます。
今回は、外壁がひび割れする原因と補修方法についてお伝えします。
▼外壁がひび割れする原因
外壁がひび割れは、様々な条件のもとで起こっています。
原因を把握しておきましょう。
■ヘアクラック
幅0.3ミリ以下のひび割れで、あまり目立ちません。
塗装の塗膜部分が劣化し、ひび割れていきます。
塗装の下の壁材が温度の変化で収縮、膨張を繰り返します。
そこに塗膜がついていけなくなると、ひび割れが発生してしまいます。
■乾燥クラック
幅0.5~1ミリ程度の細かいひび割れです。
壁材が湿度の変化で乾燥し、表面に引張力が働くことで発生します。
■構造クラック
幅1ミリ以上のひび割れで、進行すると広がっていきます。
地盤沈下や地震が原因で、建物の構造自体にひびが入るのです。
放置しておくと、ひびから雨水が入り、構造が腐ってしまいます。
基礎自体の強度も弱くなる原因です。
▼外壁のひび割れの補修方法
ひび割れの種類により、自分で補修できるか、プロに任せるかが決まってきます。
■自分で補修する
ヘアクラックと乾燥クラックは比較的、幅の狭いひび割れなので緊急性はありません。
簡易的に自分で補修することが可能です。
ひび割れた部分にシーリング材を埋め込み、上から塗装します。
■プロに依頼する
構造クラックの補修には専門的な知識が必要です。
早めに対応することにより、進行を防ぐことができます。
安全面や耐久性を考慮し、プロの技術に任せましょう。
▼まとめ
このように様子見で対応できるものから、緊急性を要するものまで様々なひび割れがあります。
自分で対処できるものも、プロに点検してもらうと安心できますよ。
外壁のひび割れに関して心配なことがあれば、弊社にお気軽に問い合わせください。